雑談
昨年の話にはなりますが、
双眼鏡の購入を検討していました。
用途は「推し活」です。モーニング娘です。
2023年の春ごろ、youtubeでモーニング娘。の歴代シングルがまとめられている動画をたまたま発見しました。
自身が中学生~大学生くらいにモーニング娘。の結成~全盛期?であり、
その頃って19とか浜崎あゆみとかミスチルとかラルクとか、、、音楽全盛期時代だったのでそんなに詳しくなかったんですよね。
それでも全員名前わかるってすごい時代だなぁ
今はどんな子がいるんだろう?なんて軽い気持ちで見始めました。
みんな子供で、化粧もするし、次のPVでは誰がだれかわからないんですよね。
なんて感じで見ているといつの間にかはまってました笑
どのような双眼鏡が良いか
とまぁそんな事は置いておいて、
秋ツアーに参戦しようと思い、
双眼鏡が欲しくなったんですよね。
どのような双眼鏡がいいのか。
今まで双眼鏡とか買ったことないんでわからないんですよ。
何を買ったか
結論から言いますと、
自分はNIKONの
PROSTAFF P7 8×30
を購入しました。当時20,150円でした。
使用においては何も問題なかったです。
いやあるのかもしれないけど自分は何も気にならなかったです。
素人まとめ
以下は素人が購入に当たりいろいろ考えたり調べた事のまとめです。
感想や使用感はPROSTAFF P7 8×30をもとにしています。
・購入する双眼鏡の仕様について
こんなところでしょうか。
各仕様について、、、
(例)
PROSTAFF P7 8×30
赤文字の8が倍率
青文字の30が対物レンズ径
になります。
①倍率 PROSTAFF P7 8×30
わかりやすいですよね。
8の部分です。
どのメーカーもここに倍率が書いてあります。
倍率8倍というのは
30m先の物を1/8の距離で見れるということです。
自分が使用する会場ですが、ステージから1階後ろから2列目、、、
最後部まで約30mということで、28.5m位でしょうか。
つまり28.5m(距離)÷8(倍率)=3.56
すなわち約3.5m先に推しがいるように見えるってことです。
私の場合今回は双眼鏡購入時には座席がわかっていました。
表情もわかるくらいで、全身+ふた回りが見えるくらいです。(もっとあるかも)
ぎりぎり目いっぱい大きく見えるわけではないので、
走り回る方向に追っていきやすいです。
推しの顔とかアップではっきり見たいなって思いました。
②手振れ補正
あるに越したことはないですよね。
8倍くらいまでなら気にならないそうです。
いや、静止出来ます。って人は倍率高めでもいいかも。
10倍以上を検討している人は試してみるのもありですね。
あと、手振れ補正がついていると高いです。
③明るさ
ここに関してはPROSTAFF P7 8×30の明るさ14で見やすかったですよ!
ということ以外わかりません。
というのも、展示品を見てみても、店内が明るいのでどれも良く見えるんです。
ちなみに明るさは下記の式で求められます。
明るさ=ひとみ径(対物レンズ径÷倍率)の2乗
=(30÷8)の2乗
=3.75×3.75=14.0625
ということになります。
調べているうちに基準は明るさ「9」以上と知りました。
明るさ9以上ってなんでなの?ってところですが、ひとみ径3以上ということになります。
瞳って目の中の黒い部分です。
通常日中人間の瞳は2~3mmの大きさだそうです。
なので、ひとみ径が3以上であれば、通常通り見ることができる。
瞳5mmに対しひとみ径3mmとかの場合、明るさが足りない。ってことになります。
nikonのこのページがイメージとしてわかりやすかったです。
コンサート会場は暗いけど?
明るさ9で大丈夫なんか?
ってことですけど
暗い座席から明るいステージを見た場合、
「ステージの明るさ」で瞳の大きさが変わるみたいです。
なので、明るさ9(ひとみ径3)あれば、通常通り見えますよってことです。
まぁ当然ステージ上でも明るい時暗い時あるとは思いますが。
④アイレリーフ
双眼鏡の目に当たる部分。
回したら伸びるところ。
裸眼(コンタクト)の人は伸ばして使用し、メガネの人は縮めて使用します。
機種によって伸びる長さが違います。
お気に入りのスペック、価格の機種があった場合でも、
できれば店頭へ赴き試してみることをお勧めします。
個人的にここは大事だと思います。(後述)
⑤重さ
当然、軽い方がいいですよね。
自分が購入したPROSTAFF P7 8×30は500gくらいでしたが、正直全然気にならなかったです。
ずっと双眼鏡で見ているわけでもないですからね。
使用していない時は首から下げてました。
ドームとか、広い会場の場合はずっと双眼鏡で見るよ~
って人はその辺も考慮したほうがいいかと思います。
⑥大きさ
小さい方がいいですよね。
遠征とかするなら少しでも小さいほうがいい。
小さすぎると持ちにくい。(逆もしかり)
大きさが手に合わないと、ピント調整もしにくいです。
(そんなに調整しませんが)
⑦防水機能
屋内コンサートなので防水機能はいらない。
明るい双眼鏡を買って星景写真撮るときにも使いたい人は必要かと、、、
いや雨の日は撮らないか。
⑧値段
安い方がいいに決まってます。
1回しか使わないのか、何回も使うのか。
何回も使えば1回あたりの値段は安くなりますし、
1回しか使わなくても、フリマアプリで売ってしまってもいいですし。
⑨見た目
これはまぁ個人的にどうかなってところです。
ダサいのは嫌とかかわいいのがいいとか、、、
見た目が気に入ってないとなんとなく持ち出さなくなってしまいますよね。
実際購入するにあたって
必要な機能は何か
と言われても、、、って感じですよね。
(自分はそうでした。)
自分は最初は
倍率は8倍で(コンサート会場後方でも大丈夫そう)
明るくて(失敗して暗かったら嫌)
って条件で下記3つを候補にしていました。
機種 | 値段 | 明るさ | 重さ | イメージ |
ACULON T02 8×21 | 6,000円 | 6.8 | 195g | 安いし、軽い。明るさが心配 |
ACULON A211 8×42 | 13,500円 | 28.1 | 755g | 安くて明るい。重い。 |
PROSTAFF P7 8×30 | 19,000円 | 14.4 | 485g | 明るくて重さもそこそこ。値段もそこそこ。 |
明るさの値が、ひとみ径の2乗になっていないのがなぜなのかはわかりません。
(nikon推し笑)の3機種を候補にしていました。
ヨドバシカメラに行き、テキトーに触ってみて
店員さんと話しながら機種を選んでいきました。
事前にイメージしていたのは
・10,000円前後(できれば)
・nikon(できれば)カメラもnikonで色味が好み
・コンサートは年に何回もないし失敗したくない。
・下手なものを買って、次回また新しいものを買うのは嫌だ。
倍率も明るさもイメージが無かったのでお試しにって感じです。
双眼鏡コーナーには、10mや20m、30mといった目印があり距離感覚がわかりやすかったです。
店内は明るく、実際の使用環境でのお試しは出来ませんでしたが。
また、手振れ補正の性能を試したり、倍率毎の手振れ具合を確認したり。
当然重さも確認できます。
双眼鏡によって色味が違います。(これは多分好み)
また、ドームやコンサートホールなど、どの位置なら何倍がおすすめみたいなのがぶら下がっていました。
個人的に実際に試してよかったことは、
アイレリーフの長さです。
これで本当に見やすいか(使いやすいか)が変わると思いました。
長さがあっていないと、いざ見るぞって時に浮かしたり調整が必要になります。
ちょっと何言ってるかわかりづらいと思いますが、ぜひ店頭で試してみてください。
色々試してみて、自分が何を許容できるかで購入すればいいと思います。
簡単にまとめると(大体ね)
①小さい+暗い+安い+軽い
②大きい+明るい+高い+重い
上記二つはトレードオフです。
で、②に手振れ補正や防水機能がついているイメージ。
安いけど明るいのを選びたいとなると倍率を小さくするとか
倍率が高くて安いのがいいとなると暗くなるとか
倍率高めがいいからちょっと高いけど手振れ補正付きにするぞとか
自分の出せる予算内で、できるだけ用途に合った物を探しましょう。
残念ながら、倍率も明るさも高くて軽いとかはお金出してもないです。
いろいろ調べましたが、基本的には価格が高い物がいいものです。
ただ、見やすい見にくいがあるので、
最初に予算を決めて、予算内で買える高いものを試して、
アイレリーフの長さや重さを確認して購入すると良いでしょう。
機種 | 値段 | 明るさ | 重さ | イメージ |
SGEX 8×26 OP WP | 12,855円 | 10.9 | 298g | 軽さと価格に魅力 暗所での明るさに懸念点 |
PROSTAFF P7 8×30 | 18,476円 | 14.4 | 485g | 視界(見やすさ)に魅力 重さが懸念点 |
ウルトラビューEXコンパクト 8×32 | 25,980円 | 16 | 375g | スペック的な明るさに魅力 見やすさ、重さは3機種の中では中間 価格が懸念点 |
自分がnikon以外もお試しして最終候補は上記3機種。
この中で、値段でウルトラビューEXコンパクト 8×32を外し、
明るさで無難に?PROSTAFF P7 8×30にしました。
アイレリーフ最大に伸ばしてぴったり見やすかったんですよね。
SGEX 8×26 OP WPでも明るさは十分かもしれません。
もしかしたら安いのでも十分かも、、、って人は
一度安いものを購入して試してみるのもいいかと思います。
自分なりの基準を作り、倍率や明るさをいいものに変えていくことができますからね。
当然その分コストがかかりますが。
長かったですがこれにて終了。